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ビリケン商会ソフビ「イカルス星人」の改造、塗装済み完成品です。LED内蔵により両眼が発光します。ヒゲ(？)部分は植毛しています。

昨今のデジタル処理された動画を見ますと、あの「お耳パタパタ」のスタッフの手が消されています。

映像作品としての完成度を考えるとそれで正解なのでしょう。が、我々リアルタイムでセブンを体験した者にすると、当時のスタッフの苦心の跡というか、手作り感というか、そういった痕跡が消されてしまうことには一抹の寂しさを感じてしまいますね。まあ、特撮ファンのワガママでしょうけど。

さてビリケン商会のイカルス星人です。相変わらずの素晴らしい出来ですが、他社製品との差別化を図るためなのか、なんとなく所在なさげなポーズになっております。

やはりイカルスといえばあのポーズなので、あのポーズに改造いたしました。

白色LED3mmを2個内蔵して、両眼を発光させてやります。電源はベースの底に設置したボタン電池で取り換え可能です。

このサイズになると植毛しないと物足りませんね。

高山氏の制作日記によると、イカルスのヒゲはタワシの毛だそうです。そうするとかなりの剛毛ということになり、ドールヘアですとイメージが異なります。

そこで今回は麻紐をほぐしたものを、イカルスの体表から垂直に生えるように植毛しました。

商品はソフビですが、植毛やあとのエナメルスミ入れ、油彩の食いつきを考慮して、体表はすべてフォルモもしくはエポパテに置換しています。

塗装は説明書通りにまずラッカー系のエアー吹き。影を残しながらグラデーション塗装を施します。エナメル黒でスミ入れした後、アクリル系でドライブラシ。その後油彩にてフィルタリングで、微妙な色合いを施します。パステルも若干まぶしております。

配送料は当方が負担いたします。

それでは御検討よろしくお願いいたします。